残高が増えた理由を分ける
取引先別、債権種類別、支払期日別に分け、資金繰りへの影響を把握します。
売上が増えて残高が膨らんだのか、予定していた入金が遅れているのかで、その後に見る資料は変わります。まず基準日を決め、請求別の残高に支払期日と直近の入金日を並べます。
残高と入金履歴を一緒に読む
残高の合計が前月と同じでも、新しい請求と入金が入れ替わっている場合と、以前の未入金が残っている場合があります。合計額に加え、どの請求が残っているかを追うことが大切です。
一部入金や相殺などで請求額と入金額が異なるときは、差額の理由と対応する資料を残します。理由が分からない差額を、回収できる・できないという結論へ直ちに結び付けないようにします。
資料の集め方は入金が遅れた売掛金で、最初にそろえる資料で説明しています。追加受注の判断へ使う場合は、与信管理の社内ルールも合わせてご覧ください。
債権残高を見るときの疑問
残高が増えたら、すべて入金遅延ですか。
売上の増加や支払条件の違いでも残高は変わります。期日前の請求と期日を過ぎた請求を分け、入金履歴と照らして理由を見ます。
請求書と残高の合計が合えば十分ですか。
合計が合うことに加え、請求ごとの支払期日、一部入金、差額の理由を追います。詳しい経緯が必要な場合は、契約や取引先との連絡記録も同じ時系列に置きます。